Diary

関わり④見た目のコンプレックス

アトピーコンプレックス

アトピー性皮膚炎は、症状が「見た目」に出ます。その時に人との関わりの中で、掛けられた言葉、自分の枠組みが外れていく瞬間がありました。



「堂々としなさい 隠せば隠すほど目立つ」

この言葉を言われた瞬間、涙が止まりませんでした。大きな鏡の前で、自分自身を見つめる事が怖くて、猫背になっていた私に掛けられた言葉です。

ある女性に胸元を見せられた
谷間から首筋へ 大きな手術跡

「堂々としなさい
隠せば隠すほど目立つ」

私はアトピーの退院直後
傷痕が残る首元を隠すため猫背

手術跡が目に入らぬ 彼女の美しさ
それ以来 胸を張る事を心がけてる

その女性は 還暦を過ぎても美しい
還暦のお祝いは 赤のピンヒール👠

— AIKO (@Goodbye_allergy) 2019年2月13日

 



還暦のお祝いは「赤のピンヒール」

↑で描いた女性は元パリコレのモデルさんです。還暦をすぎても美しく、姿勢がよく、憧れの大人です。

還暦を迎えたレディの話

お祝いはチャンチャンコではなく
赤の10cmのピンヒールを
オーダーでプレゼントしてもらう

一度も電車で席を
譲られたことはない凛とした姿勢

正体は元パリコレのモデル
いくつになっても美しき女性

自分の持ち味を生かす聡明さ
ゆるぎのない人間性
本当にお見事!と拍手

— AIKO (@Goodbye_allergy) 2019年2月14日

「症状が出た時、何してあげられる?」

これはTwitterで呟いた時、「474RT・4,413いいね」がつきました。それだけ、人はコンプレックスを抱えていて、その感情を昇華しきれていないのだなと感じました。このエピソードも、もちろん実話です。

新しく彼氏が出来た時
はじめてのセックス

身体に黒ずみがあるので
「どうしたの?」と聞かれる
幼少期からのアトピー話をする

「症状が出た時
何してあげられる?」

サッと相手を思いやる一言
こんな男性には惚れ直す

アトピーの女性は
肌を見せる事に抵抗あるし
いろんな意味で
ドキドキなのです

— AIKO (@Goodbye_allergy) 2019年4月1日

まとめ

自分にはない発想は、自分を否定するのではなく、新しい価値観を産み出す。私はアトピー性皮膚炎で、コンプレックスの塊で生きていました。私自身が救われたと感じる言葉たちだったので、お裾分けさせていただきました。